精進料理

ここ勝光寺では、毎月1日(前住の命日)13日(両度の命日)14日(前坊守命日)24日(開基命日)28日(親鸞聖人の命日)と計5日間精進料理をします。

精進料理とは肉や魚を使わない料理のことですが、仏教の不殺生戎に由来しています。

せめてご命日や中陰のときだけでも、肉や魚を食べない生活をしましょうということで、ここ加賀地方でも習慣が残っているようです。

昔は28日はお魚屋さんも休みだったほど慣例化していたようですが、いまはお葬式ぐらいでしょうか。

私自身いまは慣れましたが、ここへ入寺した当初若いこともあってか、たいへん腹持ちが悪かったです(笑)

正直言えば否応ナシにご命日の意味、精進の意味を考えさせられる時がこのご命日でした(笑)

今も解決したわけではありませんが(しぶとい!!)
少なくとも飽食の時代にあって生きるということ、食べるということ、また28日を大事にしてきたこころ(仏法をなぜ聞かなければならないのか)を問う機会として、私自身意味を感じているこのごろです。

出遇い

いつもお寺に遊びに来た小学2年生の女の子の話です。

みんなと遊んでいるときに彼女が僕の隣に座ってきて
「本当の自分ってどこにいるのかなぁ」とつぶやいたことがありました。

突然のことと問いの深さにビックリしたのですが、これは真剣に応えるべきだと思い話を聞きました。

要約すると、彼女の家は居酒屋さんでご両親が夜遅くまで働いていたこともあり、人より厳しい環境で育てられていたのです。

そして本人も周りに合わせて自分を出さないように生きてきたのでしょう。

でもその現実の自分が引き受けられずに「本当の自分は?」と問いかけたのです。

彼女の場合、自分じゃない架空の自分を想像して逃避していたようですが、数年後にはその自分を見なくなったと話してくれました。

早いもので、その彼女ももう中学3年生になりましたが、今でも何気ないときに来て、学校のこと友だちのことクラブ活動のことなど話しに来てくれます。

児童虐待について

児童虐待のニュースが非常に多いですね。イヤだイヤだ。
 
今月の21日の新聞には、昨年の児童相談所に寄せられた相談が18,804件になり、前年度の1,6倍だと報道されてましたが、その中で実際に発生し事件化している最も多い県は愛知県なんだそうです。

それについてある人が、一つの要因として管理教育にあることを指摘しているのですが、その意見に僕は賛成です。

愛知県は特に管理教育の推進をしてきた県で有名ですが、その世代が親になり、子どもと向き合ったとき、されてきたことと同じように子どもに対してもいい子を強要し、枠にはめようとして問題が起きているのではないでしょうか。

思うに、僕らの世代は教育の名のもとに管理されてきたから、きっと教育と管理の差異が曖昧なんだなぁ。

人として本当に何を教えなければならないのか、人はどうあるべきかを考えずに親になってしまった・・・
それがこの問題の背景にあると思っています。

今日は子どもの誕生日

今日6月15日は上の子どもの3歳の誕生日!!おめでとう!!パチパチパチ!!

本人は誕生日ということをわかっているとは思うけど(笑)理解しているかどうか別にして少なくとも僕はとてもうれしい。そしてめでたい!

以前テレビ番組で10代の人が集まって「なぜ人を殺して悪いのか」ということが放送されていたけれど、それはきっと本当に誕生日が"めでたい"ということを実感できないからだと僕は思う。

本当にめでたいと思えれば他人の受け止め方も変わってくるとは思うけど・・・

でも僕も長い間本当にはめでたいとはいえなかったんだよね・・・

だから「なぜ悪いのか」という問いかけはとてもショックだった。

大切なものが実感できなかったら倫理道徳でどんなに「だめだ」と縛ってもそれは無理だと思う。

ある意味、僕たち大人自身が本当に大切なことを見失っているから子どもたちの問いに本当に真向かいになれないし、子どもたちも実感できないでいるのだと思う。


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