お礼をとげる

北陸あたりはお内仏(仏壇)にお参りすることを「お礼をとげる」と言います。
最初は何気なく聞いていたのですが、すごい言葉だなぁと最近感じるのです。

普通お仏壇に参るときは、亡くなった人に対して手を合わせたり、お願いしたりするイメージがありますが、それはこちらから仏さんに向かって祈るということだろうと思うのです。
しかし「お礼をとげる」ということは、たとえ出合った現実がどんなに厳しくても仏さんからの呼びかけであり、促しではないかと受け取った言葉だと思うのです。つまり方向としては前者と比べて反対です。

考えてみれば悩んだり問題を抱えるということは、大変な思いをしますが、自分の生き方を問い尋ねている時だと思うのです
いわば「お前の生き方はこれでいいのか?」と私を揺り動かす時なのでしょう。
その機会を通して人生の意義に目覚める時、その現実は単なる出来事ではなく、大事な仏縁であり、そこで「お礼をとげる」という行為が生まれるのではないでしょうか。

そう思うと日常生活の言葉として「お礼をとげる」ということが言われている北陸というのはとんでもない土地だと思います。

でも・・・まだまだあるんですよね実は。


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