摂取不捨の真言

「こころ」という喫茶店で現在20代30代の人たちを中心に『歎異抄』を読み、本音で語り合う会をしていますが、F君というのは最初の時のメンバーになります。

彼は家庭環境から中学高校時代警察にお世話になったり、話を聞くといろいろあるようです。

その彼が縁あって京都にある大谷専修学院(大谷派教師資格取得のための学校・1年間全寮制)に入学したのですが、その生活を通して彼自身変わっていったようです。

彼いわく「俺は世間から後ろ指を差され、捨てられてきたけれど、捨てられない世界があった。俺の居場所があった」のだそうです。

その彼から「ここ(こころ)でみんなと語り合っていることが僕にとって実はすごいことなんですよ」と笑いながら話してくれたことが今でも胸に響いているのですが、確かに彼の家庭環境を考えるともしかしたらアウトローの道もあったと思うのです。

しかし専修学院という場所で言葉に出遇い、人に出遇ったことが、彼を現在の彼にしたのではないかと思っています。

その彼の話を聞いていると「摂取不捨だから真言」なのだということを思うのです。真実の言葉は絶対捨てないという内容だと思うのです。


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書いた記事数:92 最後に更新した日:2012/08/16

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