摂取不捨の真言

北海道にある北星余市高校というのは全国でも珍しく、高校中退者や不登校者を受け入れている学校です。

近年その卒業生が先生として赴任してきたということで、マスコミに取り上げられ、昨年はその先生の格闘している姿をドラマ化し反響を呼びました。私もその先生の本やドラマを見ていろいろ感じたことです

私自身その先生に限らず、余市高校の先生方が生徒たちを決して見捨てない、という姿勢に深く感銘したのですが、例えば「タバコ禁止」ということでも、普通はある程度のところであきらめてしまうことがあると思いますが、生徒から逃げずに分かってもらえるまで伝えようとします。

ドラマでもある親に捨てられた子どもが余市高校を抜け出し再度家に帰ろうとして東京まで行くのですが、しかし事情があり母親から拒否されるわけです。捨てられたという思いをもったその生徒はやけになり街をフラフラ徘徊します。

しかしお金がなくなり残り少ないお金を探していると、余市から何も言わず東京までついてきた先生のメモを見つけます。
そのメモには「別れたところで待っている」と書かれてありました。それを見てそんなバカなと思いつつもその場所まで行ってみると先生がいるわけです。
「どうして・・・もし僕がメモを見なかったらどうするんだ」と問うと
「俺は待ちたかったから待ってたんだ」と答えます。

実はその先生も同じように見捨てないで声をかけ続けてくれた先生がいたのです。そしてその話をするわけです。
「オレもそうしてもらったんだ・・・」
するとその生徒は初めて自分のことを語り始めます。
今まで何を感じてきたのかを語るのです。
二人はお互い思いを語り続け、結果的二人は余市へ戻るというところで終わるのですが、まぁドラマとはいえ近いモデルケースはあっただろうと想像しています。

で、思うことは捨てないということではじめて人は立ち上がれるのではないかと思うのです。

教育の問題だけでなく、病気やらいろんな出来事で打ちひしがれることがあります。そこで本当に立ち直れるのは「捨てない」という世界に出合うことではないかということを思うのです。


calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< December 2019 >>

selected entries

categories

archives

links

profile

書いた記事数:92 最後に更新した日:2012/08/16

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM